切り継ぎや窓を埋める加工を行った場合、本塗装前にグレーで一旦下地塗装した方が仕上がり具合が一目で確認できますし、もし不十分であればここで修正も可能です。 加工の規模は小さいですが、場所が場所だけに中途半端な仕上げ方だと塗装後に凹凸が目立つこと請け合いです。 なお、クモハ103-139を仕立てる場合は上記の加工は不要です。時期により形態に違いがあり、改造当初は運行表示窓を潰さずにオレンジ色に塗りつぶしていましたが、後に黒Hゴム化と共に運行表示のガラスが復活しています。 参考までに、常磐快速線のクモハにもATS-Pが搭載されていますがこちらは装置の仕様が変更になり運行表示窓はそのままです。 その他前面の加工として、ヘッド/テールライトを点灯式にするための穴あけやヘッドライトのシールドビーム化があります。 シールドビームは銀河モデルの2灯式シールドビーム (N-056) またはGM製の103系前面パーツセットから切り出して調達しています。 右の画像ですが、運行幕は改造当初はステッカーを使用して表現していました。 |
元通り組み立てて点灯させるとこのようになります → 運行幕部分の照明は明るさを少し抑え気味にしています。 |