戦後以降の旧形国鉄電機を代表するのが旅客用のEF58と貨物用のEF15である 双方とも台車・主要機器類は概ね共通化され車体・先台車・歯車比・最大許容速度などが異なっているのが目に付く程度である EF58はEF57の、EF15はEF10の後継車として増備されEF58の派生形式としてEF18が、EF15の派生形式としてEF16が少数存在する 画像は直流旧形電機が現役第一線から引退する60-3改正直前に実施された『国鉄異色機関車大集合撮影会』で展示された2両の茶ガマで、EF58 89とEF15 165である ゴハチの方は前年の1984(昭和59)年8月にブルーから茶色に戻された当時最大の注目のカマで、現在は両方とも廃車となっているがEF15 165は碓氷鉄道文化むらで、EF58 89は大宮鉄道博物館でそれぞれ保存展示されており現在でもその姿を見ることができる 1985. 2.17 東大宮操車場 |