2扉セミクロスの近郊形電車は北海道の711系を除くと417系が初で115系1000番台に続いてシートピッチ拡張形として登場した 711系なみの雪切室が存在するのが外観上の特徴である 当初は画像のように交直流色・冷房準備仕様で登場している 今後の地方都市輸送改善用の標準として登場した2ドア近郊形スタイルであるが、なかなか後続車に恵まれず1983年に713系が、1986年に717系・413系が少数出てきたに留まった 1985. 5.-4 仙台駅 |
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こちらは417系末期の頃の画像である 1989(平成元)年〜1991(平成3)年にかけて冷房改造が、1990(平成2)〜1991(平成3)年にかけて東北色に色替されて717系に酷似したスタイルとなるが、先頭車のスカートおよびAU75系冷房装置と側扉半自動扱い用押しボタンが追加された点が717系と異なる部分である 2007年にE721系に置き換えられて廃車となるが、画像のK1は廃車後阿武隈急行に譲渡され、K4が仙台レールセンターにて訓練車として機械扱いで残ったが、現存しているのは仙台のK4のみである 2006. 6.-3 東北線 泉崎−矢吹 |
417系では雪対策という理由で使用している主電動機はMT54系でありながらモータ内に冷却ファンを持たないタイプを使用しており、雪切室内において送風機で循環させる方式を採用しています。そのため車端部に大形のグリルが装備されており外観上のポイントとなっています。 これを的確に表現するためいろいろと検討した結果、タヴァサPN-410に入っているクハネ581用のグリル部分のみを切り取って使用しました。 クモハ・モハは2箇所、クハは1箇所ついています。クハは恐らくMG用と思われます。 |
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717系の主電動機は通常のMT54系を使用している関係で115系1000番台の方式が採用されており、雪切室は417系よりも小型となっています。グリルはタヴァサの115系1000番台用を使用します。 雪切室が小さくなった分1箇所に付き座席定員2名分が増えた関係で窓割が変更となり小窓が追加となっています。 クハ716には雪切室はなくトイレと大窓がそれぞれ1箇所ずつ追加になります。 |