185系は新製当初より車体の防錆対策が徹底しており、車体外板は裾部より400mmのみステンレス製
(この構造は後に登場した415系500番台にも導入された) となった他、トイレはFRP製の密閉形ユニット方式が採用された結果トイレ窓は設置されませんでした。 サロ185-200では設計変更が行われトイレ窓が設置されており、サロ185-0・200番台の識別点にもなっています。 模型では185系で唯一の切継ぎ箇所となっており、位置は普通車と同じ高さに揃えてあります。 床下には銀河の汚物循環処理装置を取付けます。 |
普通車はAU75Gに換装 |
グリーン車はAU71C 塗装のみで表現しています |
@ 製品の状態 これから加工に入ります・・・ |
A プラパテを盛る 1回目 乾燥するとパテの溶剤分が飛ぶので盛った部分はかなり凹んでしまいます |
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C パテを盛る 2回目 1回では正しい形にはならないので繰り返します 2回目は分かりやすいようにグレーのパテを盛りました パテは色は違いますが中身は一緒です |
B 整形1回目 カッターナイフではみ出た部分をそぎ落とします |
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D 整形2回目 いよいよ 『形らしく』 なってきました 後は納得する形状になるまで繰り返します 私は概ね3回行なっています 整形が完了したら周辺にはみ出したパテは組立時の障害となるのでキレイに除去し、ランボード両端のはみ出しは切り詰めて揃えます |
E 整形が終わり塗屋根塗装して完成となります | |
更にAU75Gに換装する場合は以下の要領で行なっています | ||
@ 元のAU75C (キセに表現されている取っ手の形状・個数から推して東芝製AU75Bと思われる)
の上部四辺にザックリ切れ込みを入れて切り取ります 因みに前項のパテ盛りですが、↑の画像は3回繰り返して完成させたものです |
A バリを全て除去してキレイに整地します (画像はバリ取りしただけで仕上げを行なっていない) 特に四隅は丁寧に仕上げないと冷房装置が浮いてしまいますのでデザインナイフで削り取ります |
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C 冷房を取付けて完成です ゴム系接着剤で概ねの位置決めをしてから瞬着で固定します AU75系は向きがあり取付時には注意を要します |
B 冷房取付前に塗屋根にします | |
← こちらはサロ185のクーラーキセ塗装中の画像で、新鮮外気取入送風機部分をマスキングして銀を吹きます 画像はマスキングを剥がした直後のもので、この後屋根全体を塗屋根にすれば完成です |
(左上) 従来からのユニット基板内にチップ抵抗を追加するだけなのでユニット本体を構成している各パーツの加工は不要です (右上) 画像では見えませんが緑色の小形基板への給電は画像基準で緑色基板の右端から延ばす配線でライトユニット基板の端子 (茶色基板の右端から延びる2本の線) に直結させています ブリッジダイオードは両波整流を行なう素子で走行方向にかかわらず電流が一方向に流れるようにする整流回路で、スイッチングダイオード4個を用いての自作も可能です 画像には 『428』 の刻印がありますが、これは部品として最初に採用されたであろうクハ481の品番(当時)で485系のみならずかなりあちこちで使いまわされている部品のようです (左下) ヘッドライトは電球、ヘッドマークは白LEDで点灯させるとこんな感じです 増設した小形基板の上には何も無いので組み立てに際しては特に問題は発生していません |
← 185系国鉄仕様 (0・200番台共通) 普通車は当時の201系などを中心に70年代後半〜80年代前半の国鉄で流行した暖色系の配色です。 グリーン車も同様ですが、座席は従来通りの赤系となっています。 |
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← 新前橋区リニューアル車 (EXPRESS 185) 普通車は青系、グリーン車は茶色系となっています。 |
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← 田町区踊り子リニューアル車 普通車は緑色、グリーン車は青系となっています。 |