’84 新前橋電車区115系編成表

59-2改正後の新前橋区115系編成表です。
調査は1984(昭和59)年2月〜8月です。

この改正では小山区同様かなりの動きがあり、7両編成組の中間に入っていたクハが全て先頭に出され(一部は転出)サハ115に統一されました。
この時点で長岡・岡山からの転入車が大量に組み込まれ、今までは比較的画一的だった編成が多かった新前橋115系もイメージがだいぶ変わっています。


車両の向きは←上野   水上・長岡・横川→、また地色が灰色の車両は非冷房車(1000番台は冷房準備車)を示します。


7両貫通編成

編成番号

クハ115
モハ114 モハ115 サハ115 モハ114 モハ115

クハ115
T154・1176 102 54 54 1011 1176 1104 1144
T420・T1107 105 420 394 1003 1107 1046 1114
T156・1115 108 56 56 1017 1115 1052 1116
T157・339 111 57 57 1001 339 332 351
T158・1174 112 58 58 1016 1174 1102 1142
T159・1099 115 59 59 1008 1099 1038 1110
T165・1042 123 65 65 1004 1042 1011 1101
T305・304 308 305 305 301 304 304 307
T327・326 344 327 327 305 326 326 343
T1197・1134 1057 1197 1113 1015 1134 1071 1127
T1090・1089 1063 1090 1029 1020 1089 1028 1104
T1114・1113 1076 1114 1051 1023 1113 1050 1115
T1205・1081 1077 1205 1121 1019 1081 1023 1102
T1210・1209 1242 1210 1126 1028 1209 1125 1158




編成番号

クハ115
モハ114 モハ115

クハ115
T6 12 6 6 11
T34 114 34 34 113
T39 78 39 39 77
T40 90 40 40 79
T41 66 41 41 65
T42 84 42 42 83
T43 86 43 43 85
T45 90 45 45 89
T47 92 47 47 91
T62 120 62 62 125
T306 310 306 306 309
T1082 1058 1082 1024 1103
T1097 610 1097 1036 1109
T1137 1091 1137 1073 1128
T1138 1092 1138 1074 1129
T1139 1093 1139 1075 1130
T1140 1094 1140 1076 1131
T1141 1095 1141 1077 1132
T1142 1096 1142 1078 1133
T1143 1097 1143 1079 1134
T1144 1098 1144 1080 1135
T1145 1099 1145 1081 1136
T1146 1201 1146 1082 1137
T1147 1202 1147 1083 1138
T1175 1218 1175 1103 1143
T1211 1243 1211 1127 1159
編成番号

クハ115
モハ114

クモハ115
T1019 1013 1019 1014
T1020 1014 1020 1015
T1021 1015 1021 1016
T1022 1016 1022 1017
T1032 1022 1032 1022
T1033 1023 1033 1023
T1034 1024 1034 1024
T1035 1025 1035 1025
T1036 1026 1036 1026
T1037 1027 1037 1027
T1038 1028 1038 1028
T1039 1029 1039 1029
T1040 1030 1040 1030
T1041 1031 1041 1031
T1043 1033 1043 1032
T1044 1034 1044 1033
T1045 1035 1045 1034
T1046 1036 1046 1035
















<59-2改正後の新前橋区115系あれこれ>

1.今改正での新前橋区が絡む転属の動きは以下の通りである。

a.岡山→新前橋
岡山地区での短編成化に伴う余剰車が転入、岡山地区115系の大半は6両基本→3両基本に変更されモハ115-1000改造のクモハ115-1500が大量に登場した。
クモハ先頭となったため、同時に余剰となったクハ115-1100も一緒に転入している。

モハ115:
 1036、1038、1046、1071、1113、1121
モハ114: 1097、1099、1107、1134、1197、1205
クハ115: 1109、1110、1114、1127


b.長岡→新前橋
新潟地区115系もクモハ115先頭の6連が基本だったが、編成変更により5連化され、余剰となったサハ115が新前橋・小山区に大量に転入した。

サハ115: 1001、1003、1004、1008、1011、1015〜1017、1019


c.新前橋→岡山
a.の場合とは逆に今度は岡山地区で偶数向きクハ115が不足するため、サハ115組込みにより余剰となったクハ115が転出した。

クハ115: 1217、1219


d.三鷹→新前橋
中央東線115系の一部列車が8→7両に減車されたため、余剰となったサハ115が先頭車化改造されたものである。

サハ115-8 → クハ115-610

※以上の件(d.を除く)は小山区115系にも共通する動きである。

2.クハ115-610は先頭車化改造時に大宮工場で横軽対策が追加されている。また先頭車化改造時は非冷房で出場したが、同年(昭和59年)5月に再度入場し冷房改造および特別保全工事が施工され室内配色が暖色系となった。

3.1983(昭和58)年度の冷房改造はT1020・T1043の合計6両のみである。


<各種資料集>
のページに戻る