’81 東海道線東京口113系編成表

1981(昭和56)年4月1日現在の編成表です。

55-10改正にて実施されたいわゆるMS分離直後のもので、大船区配置車から湘南色が撤退し全車国府津に転属しています。
国府津と静岡の2区で受け持っており、静岡車には一部111系が使用されます。
また、田町区に近郊形が配属になったのは56-10改正時です。

地色が灰色で細字の車両は非冷房車、またモハ111・サロ111は1-を、モハ110は0-を付して区分しています。
地色が紺色の車両はスカ色です。



<国府津運転所>
東京口に乗り入れる編成です。

←伊東・静岡                                                              東京→

号車 ←1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 サロ110 サロ110 モハ112 モハ113 サハ111 モハ112 モハ113 クハ111
K41 2055 2084 2084 29 1260 2083 2083 1005 2082 2082 200
K42 513 245 245 25 1-42 282 282 2002 2062 2062 206
K43 2045 276 276 1-8 1259 315 315 1016 274 274 194
K44 2049 2091 2091 51 1-16 263 263 5 269 269 1024
K45 516 316 316 20 1-45 2063 2063 1003 318 318 202
K46 518 237 237 10 1-18 266 266 1010 1040 1040 236
K47 535 275 275 56 1-21 2066 2066 1011 2064 2064 201
K48 2044 257 257 17 1-41 242 242 2003 251 251 218
K49 2057 2087 2087 1225 1224 2086 2086 1012 2085 2085 227
K50 510 2068 2068 12 1-4 2067 2067 1004 2065 2065 198
K51 539 1023 1023 61 1-10 1047 1047 1009 1049 1049 208
K52 533 2073 2073 44 1-6 246 246 1017 241 241 228
K53 519 281 281 49 36 2093 2093 1013 1039 1039 199
K54 525 233 233 59 21 2074 2074 1001 319 319 252
K55 543 254 254 11 1-2 2070 2070 1002 278 278 230
K56 509 249 249 40 1-19 261 261 1014 239 239 215
K57 524 244 244 57 1-3 1052 1052 1008 1022 1022 219
K58 505 258 258 8 1-9 280 280 2001 268 268 212
K59 515 322 322 37 1-11 2088 2088 1015 238 238 210
K60 2050 2078 2078 19 1-5 2077 2077 1018 2076 2076 204
K61 2056 234 234 43 1-12 277 277 1006 2072 2072 203


号車 ←12 13 14 15→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 クハ111
S71 540 255 255 1025
S72 2048 279 279 1014
S73 537 240 240 196
S74 506 260 260 232
S75 531 267 267 225
S76 2059 1048 1048 1020
S77 523 264 264 207
S78 538 247 247 233
S79 527 236 236 195
S80 517 321 321 1017
S81 507 235 235 223
S82 542 1043 1043 211
S83 512 248 248 209
S84 536 1044 1044 235
号車 ←12 13 14 15→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 クハ111
S85 532 2075 2075 217
S86 511 2090 2090 214
S87 521 265 265 229
S88 520 1042 1042 197
S89 522 317 317 234
S90 534 256 256 224
S91 526 1045 1045 216
S92 544 2071 2071 231
S93 2047 2092 2092 2146
S94 1331 2089 2089 2147
S95 514 1050 1050 205
S96 508 270 270 226
S97 2058 1054 1054 213





伊東線用の編成です。

←伊豆急下田                                国府津・熱海→

号車 ←1 2 3 4 5 6 7→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 サロ110 モハ112 モハ113 クハ111
K 1 1316 243 243 47 1041 1041 1018
K 2 2054 253 253 15 1053 1053 1021
K 3 2043 259 259 45 1051 1051 1023

号車 ←1 2 3 4→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 クハ111
K21 1323 1031 1031 166
K22 1339 1026 1026 1013


編成に入っていない車両

モハ112・113:250252262271〜2733201046
クハ111:220〜222528〜530558、1016
サロ110:54660
サロ111:1 (スカ色)
サハ111:10071019



<静岡運転所>
今では考えられないですがサロ組込みの11両編成がありました。8号車の矢印はクハの向きを示します。
S・L編成も1往復が東京まで入りますが全車が非冷房です。



←浜松                                                                   東京→

号車 ←1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 サロ110 サロ110 モハ112 モハ113 クハ111 モハ112 モハ113 クハ111
T 1 555 284 284 32 1-27 298 298 240 121 121 27
T 2 553 292 292 27 1-32 311 311 171 310 310 246
T 3 554 288 288 28 1-29 287 287 241 1021 1021 249
T 4 546 297 297 33 1-28 300 300 238 0-36 1-36 178
T 5 557 191 191 7 34 285 285 237 67 67 28
T 6 547 286 286 9 1-26 295 295 556 314 314 192
T 7 545 306 306 55 30 289 289 239 293 293 244
T 8 548 312 312 35 1-31 283 283 193 296 296 243
T 9 551 303 303 41 6 291 291 173 305 305 242
T10 550 302 302 54 1-30 290 290 251 2045 2045 247
T11 2033 313 313 42 1-25 294 294 2133 192 192 25
※8号車の矢印はクハ111の向きを示す



主に静岡地区で使用されている車両です。号車番号は東京乗り入れ時の場合を示します。

←浜松・名古屋                                                                                 東京→

号車 ←5 6 7 8 9 10→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 モハ112 モハ113 クハ111
S 1 485 0-35 1-35 0-33 1-33 9
S 2 336 213 213 0-15 1-15 98
S 3 503 5 5 157 157 163
S 4 387 0-24 1-24 0-3 1-3 11
S 5 388 199 199 211 211 106
S 6 318 78 78 0-50 1-50 29
S 7 386 0-32 1-32 77 77 51
S 8 323 0-41 1-41 120 120 10
S 9 324 0-19 1-19 0-18 1-18 12
S10 320 159 159 0-37 1-37 104
S11 401 0-13 1-13 68 68 6
S12 404 0-4 1-4 0-45 1-45 38
S13 402 0-9 1-9 214 214 183
S14 494 212 212 0-12 1-12 24
S15 303 0-34 1-34 0-49 1-49 2
  319 215 215 64 64 35
号車 ←1 2 3 4→
形式 クハ111 モハ112 モハ113 クハ111
L 1 307 0-52 1-52 41
L 2 502 0-8 1-8 36
L 3 487 182 182 26
L 4 504 0-48 1-48 37
L 5 317 0-54 1-54 96
L 6 496 0-51 1-51 18
L 7 316 0-16 1-16 23
L 8 495 0-6 1-6 119
L 9 1309 228 228 105
L10 422 0-53 1-53 1
L11 486 0-14 1-14 39
L12 501 0-46 1-46 40
L13 302 0-23 1-23 31
L14 325 0-42 1-42 5
  403 124 124 89




編成に入っていない車両

モハ111・110:7、47
モハ113・112:158、183299301304307〜309
クハ111:30、34、88、187245248250、308、326、385、549552
サロ11124
サロ110331



<参考> 1980(昭和55)年4月1日現在の非冷房近郊形サロ一覧表
全車大船区配置の車両で、18・48以外は湘南色です。
既にこの時点で殆どが運用離脱となっています。

サロ110:4、18、22〜24、38、48、50、52、53  計10両

全車が昭和55年に廃車となっています。



<東海道線東京口113系あれこれ>

1.55-10改正時までは大船区に湘南色の113系が配属になっており、予備車が不足すると編成単位でスカ色が東海道線に入ったり、また逆の例もあった。
2.55-10改正で国府津機関区は国府津運転所に改称されている。
3.伊東線は当時7両の専用編成が充当されており(東京からの乗入れ列車は11両)、53-10改正段階ではスカ色であったが受け持ちが国府津に移管されたため湘南色に順次変更された。
 このページでは記載されていないが、55-10改正まで113系1000番台ユニット窓車が国府津に配属されていたのはこの伊東線用のものである。

参考までに、1980(昭和55)年4月1日現在で国府津配置の113系1000番台後期形の配置は以下の通りである。

モハ113・1121153117111731177、1182(冷準車)
クハ1111383138513871404

4.東京口で唯一の全車非冷房車( 運転日によっては冷房車が入ることがあった)の111・113系を使用する列車は790M〜327Mであるが、これは創臨用として設定したスジの一部を定期運用に変更して誕生した列車で、 かつては旧形80系が東京まで乗入れることで大変珍しがられた列車である。


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