59-2改正 上野駅発着列車編成表    

 1984(昭和59)年2月1日に実施された59-2改正における上野駅発着列車編成表です。
上野駅発着列車にとっては特に大きな改正ではありませんが、59-2改正は主に都市間輸送に重点を置いたダイヤ改正であり、上野口の普通列車については急行形電車使用普通列車の一部近郊形電車化、列車の増発など輸送力増強を図る一方、当時の国鉄の財政事情を反映してか輸送需要の減少している部分については思い切った輸送の効率化・合理化を狙った内容となっています。

東北・奥羽・常磐線、高崎・上越・信越線の順に並べています。
55-10・57-11改正の編成表同様、特急列車から普通列車まで極力掲載しました。

列車の向きは ←上野    青森・新潟・長野→ です。

この改正で、どのように変化したか57-11改正時のものと比べてみてください。

<凡例>

列車種別

=寝台特急   =エル特急(数自慢・かっきり発車)  =特急列車  =寝台急行列車  =急行列車

座席種別

=指定席  自=自由席  =グリーン車指定席  自=グリーン車自由席  =普通列車グリーン車自由席  
=展望室付グリーン車(サロンエクスプレス東京)  =食堂車  =禁煙車


寝台設備

   =解放式A寝台 
   ★=客車3段式B寝台(10系・14系・20系)
  ★★=電車3段式B寝台(583系)

★★★=客車2段式B寝台(24系24形・24系25形)

その他

荷=荷物車  電=電源車


乗車前に座席の指定が必要な指定席車両は設備欄を太字にしてあります。
また、号車番号の矢印は先頭車または緩急車の向きを示します(荷物・郵便車、およびディーゼルカーを除く)。



1.東北線・奥羽線・常磐線の部


『はくつる1〜4号』(上野−青森:東北線経由)
『ゆうづる1・3・5・6・8・10号』
(上野−青森:常磐線経由)

使用車両:583系(盛アオ
←1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13→
クハネ583 モハネ582 モハネ583 モハネ582 モハネ583 サロ581 サシ581 モハネ582 モハネ583 モハネ582 モハネ583 サハネ581 クハネ583
★★ ★★ ★★ ★★ ★★ 営業休止 ★★ ★★ ★★ ★★ ★★ ★★
※サシ581は全列車に連結されているが営業休止である  編成内のMG容量の関係で減車できず引き続き連結されたままとなっている


『ゆうづる7・2号』(上野−青森:常磐線経由)

使用車両:24系25形(盛アオ
1→ 2 3 4 5 6→ 7 8 9 10 11→
カニ24
カヤ24
オハネフ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネフ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネフ25
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★


『ゆうづる9・4号』(上野−青森:常磐線経由)

使用車両:24系24形(秋アキ
1 2 3 4 5 6→ 7 8 9 10 11→
カニ24
カヤ24
オロネ24 オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネフ24 オハネ24
オハネフ24
オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネフ24
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★


『あけぼの1・2・5・6号』(上野−秋田(5・2号)・青森(1・6号):奥羽線経由)

使用車両:24系24形(秋アキ
1 2 3 4 5 6→ 7 8 9 10 11→
カニ24 オロネ24 オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネフ24 オハネ24
オハネフ24
オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネフ24
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
※『あけぼの5・2号』の電源車にはカヤ24が入ることがある  『ゆうづる9・4号』と共通運用
※24系24形は57-11改正以降、ハネ車全車を対象に順次2段式に改造されていたが、59-2改正までにハネ全車の2段化が完了した
オハネ・オハネフ全車が改造対象のため車両番号の改番はない


『あけぼの3・4号』(上野−青森:奥羽線経由)

使用車両:24系25形(盛アオ
1→ 2 3 4 5 6→ 7 8 9 10 11→
カヤ24 オハネフ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネフ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネフ25
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
※『ゆうづる7・2号』と共通運用


『あいづ』(上野−会津若松)
『つばさ5・4・8号』(上野−秋田:奥羽線経由)
『やまばと』(上野−山形)

使用車両:485系1000番台(秋アキ
←1 2 3 4 5 6 7 8 9→
クハ481 モハ484 モハ485 モハ484 モハ485 サロ481 モハ484 モハ485 クハ481
※上野に乗り入れる『つばさ』は上記の3本のみ


『ひたち』(上野−平・原ノ町・相馬・仙台)

使用車両:485系(仙セン
←1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12→
クハ481
-300
モハ484 モハ485 モハ484 モハ485 サロ481 サハ481
-100
モハ484 モハ485 モハ484 モハ485 クハ481
※1号車のクハ481は300番台、12号車のクハ481はボンネット車(0・100番台)で統一されている


『八甲田』(上野−青森:東北線経由)

使用車両:スニ41(盛アオ)+12系(盛アオ
←1 2 3 ←4 5 6 7 8 9→
スニ41 スハフ12 オハ12 オハ12 スハフ12 オハ12 オハ12 オハ12 オハ12 スハフ12


『十和田』(上野−青森:常磐線経由)

使用車両:12系(北オク
←1 2 3 4 5 6→ ←7 8 9 10 11 12→
スハフ12 オハ12 オハ12 オハ12 オハ12 オハフ13 スハフ12 オハ12 オハ12 オハ12 オハ12 スハフ12
※4〜6号車は連結しない日がある


『津軽』(上野−青森:奥羽線経由)

使用車両:14系(北オク
←1 2 3 4 ←5 6 7 8 9 10→
スハネフ14 オハネ14 オハネ14 オハネ14 スハフ14 オハ14 オハ14 オハ14 オハ14 スハフ14
オハフ15
※59-2改正で1〜4号車が14系寝台車に置き換えられた


『おが』(上野−秋田:奥羽線経由、秋田−男鹿間普通) ※季節列車

使用車両:20系(北オク) 
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10→
カヤ21 ナハ21 ナハ21 ナハ21 ナハネ20 ナハネ20 ナハネ20 ナロネ21 ナハネ20 ナハネ20 ナハネフ22
ナハネフ23


『まつしま』(上野−仙台)
『あづま』(上野−福島)
『ざおう』(上野−山形)
『なすの4号』(白河→上野)

※全て東北線経由

使用車両:455系・457系(仙セン
号 車 ←1 2 3→ 4 5 6→ ←7 8 9→
形 式 クハ455 モハ454 クモハ455 サロ455 モハ454 クモハ455 クハ455 モハ454 クモハ455
設 備
まつしま5・7・9・2・8・10 上野−仙台
まつしま1・6 上野−仙台 上野−福島
まつしま3・4+ざおう1・2 上野−山形(奥羽本線経由) 上野−仙台
あづま 上野−福島
なすの4 黒磯→上野(黒磯→宇都宮間普通、4号車は宇都宮まで 白河→上野
※『なすの4号』の1〜6号車と7〜9号車は宇都宮で併結
※急行『ばんだい』は上野−郡山間が廃止され磐越西線内の列車となり、同時に快速化された
※455系急行の9両化に伴い余剰となった455系の一部は東北線黒磯以北普通列車の一部電車化に転用された  59-2改正以降急行列車に使用されている455系は48両である



<参考>
区間運転の『ざおう』

号 車 ←1 2 3→ 4 5 6→
形 式 クハ455 モハ454 クモハ455 サロ455 モハ454 クモハ455
設 備
ざおう3・4 福島−山形
※59-2改正で臨時列車化されている


『なすの』(上野−宇都宮・黒磯)
『わたらせ』(上野−桐生・高崎:東北線経由)

使用車両:165系・169系900番台(高シマ   ※1〜3号車および8〜10号車には169系900番台が入ることがある
号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→ ←8 9 10→ ←11 12 13 14→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
設 備
なすの1+わたらせ1
なすの13+わたらせ3
上野→宇都宮 上野→桐生(3号)・高崎(1号)
(小山−桐生・高崎間普通)
なすの2+わたらせ2 桐生→上野 宇都宮→上野
なすの10 宇都宮→上野
※59-2改正では新前橋区165系は変化はない


号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→ ←8 9 10→ ←11 12 13 14→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
設 備
なすの3・5・12・18 上野−黒磯 上野−宇都宮


号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→ ←8 9 10→ ←11 12 13 14→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
設 備
なすの9・14 上野−宇都宮 上野−黒磯


号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→ ←8 9 10→ ←11 12 13 14→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
設 備
なすの16+わたらせ4 高崎→上野 黒磯→上野


号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
設 備
なすの7・6 上野→黒磯   宇都宮→上野
なすの11・8 上野−黒磯
※『なすの6号』はグリーン車含め全車自由席


『つくばね』(上野→勝田・水戸→上野:東北線・水戸線経由、結城−水戸・勝田間普通)

使用車両:451系・453系(水カツ
号 車 ←1 2 3 4→ ←5 6 7→
形 式 クハ451 サロ451 モハ452 クモハ453 クハ451
サハ451
モハ452 クモハ453
設 備
※結城−水戸・勝田間の2号車は
※電動車には451系が、5号車にはクハ455・サハ455が入ることがある(↓のときわも同様)



『ときわ』(上野−水戸・平・相馬・仙台:453系)

使用車両:451系・453系(水カツ
号 車 ←1 2 3 4→ ←5 6 7→ ←8 9 10 11→
形 式 クハ451 サロ451 モハ452 クモハ453 クハ451
サハ451
モハ452 クモハ453 クハ451 サロ451 モハ452 クモハ453
設 備
ときわ21・23・14 上野−水戸
ときわ1 水戸→仙台 (欠 車)
上記以外のときわ全部 上野−平・相馬・仙台 上野−勝田
※『ときわ21・14号』の8〜11号車は休日のみ連結、また『ときわ23号』はグリーン車含め全車が自由席
※『ときわ1号』は水戸→平間普通、2号車は自由解放
※『ときわ19号』は水戸→平間普通、2・9号車は、『ときわ12号』は仙台→原ノ町間普通、2号車は



『ときわ』(上野−水戸・平)
『奥久慈』(上野−磐城石川・常陸太田・郡山:水郡線内普通列車)
(キハ58系使用列車)

 59-2改正で10両に減車されました。


使用車両:キハ58系(水ミト
号 車 ←1 ←2 3 4→ 5→ ←6 7 8 9 10→
形 式 キハ28 キハ28 キハ28またはキハ58 キハ58 キロ28 キハ28またはキハ58
設 備
ときわ9・8 上野−水戸
ときわ15+奥久慈 上野→常陸大子(水戸→常陸大子間普通) 上野→平
ときわ4+奥久慈 磐城石川→上野 常陸大子
→上野
平→上野
※3号車と4号車の間に増3号車が連結される日がある。
※急行『奥久慈』は1983(昭和58)年6月の水郡線内CTC化により1往復廃止となり残り1往復となった  上り『奥久慈』は磐城石川→水戸間普通



東北線普通列車

当時の管理人の調査・乗車等にて分割・併合位置などが判明しているもののみ掲載します。
東北線の115系は小山区所属車限定です。
59-2改正での日中の普電増発はなく57-11改正時のダイヤがほぼ踏襲されましたが、東北・高崎線とも朝夕の通勤時間帯に増発があったため一部列車の列車番号がズレている程度です。

新幹線リレー号
59-2改正での変更点はありません。

使用車両:185系(高シマ
←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11 12 13 14→
クハ185 モハ185 モハ184 モハ185 モハ184 サロ185
クハ185 クハ185 モハ185 モハ184 モハ185 モハ184 サロ185
クハ185
上越新幹線乗客用 東北新幹線乗客用
※6・13号車は『シルバーカー』として営業(自由開放)、新幹線グリーン車利用者が優先乗車できるが一般客でも利用可
※新幹線利用客用のため定期券での利用は不可、ただし新幹線を利用しなくても一般乗車券だと利用が可能



東北線・日光線115系

使用車両:115系(北ヤマ

15両編成
号車 ←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11→ ←12 13 14 15→
形 式 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115
クハ115
モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115


号 車 ←1 2 3 4→ ←5 6 7 8→ ←9 10 11 12 13 14 15→
形 式 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115
クハ115
モハ114 モハ115 クハ115
559M 上野→小金井 上野→黒磯
115系の15両編成パターンは上記以外にも、4+7+4の組合せがある


14両編成(580M〜569M)
号 車 ←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11 12 13 14→
形 式 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115 モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115 モハ114 モハ115 クハ115
580M 黒磯→上野 小金井→上野
569M 上野→小金井 上野→黒磯
57-11改正〜60-3改正前日まで見られた貴重なパターンである


11両編成 日中の大半の列車はこのパターンです。
号 車 ←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11→
形 式 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115
クハ115
モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115
574M・578M・588M 黒磯・宇都宮→上野 小金井→上野
567M・571M・579M 上野→宇都宮・黒磯 上野→小金井


11両編成 その2
号 車 ←1 2 3 4→ ←5 6 7 8 9 10 11→
形 式 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115 モハ114 モハ115 クハ115
584M 黒磯→上野 小金井→上野


455系

使用車両:455系・457系(仙セン

723M(小山→白河)

←1 2 3→ 4 5 6→ ←7 8 9→
クハ455 モハ454 クモハ455 サロ455 モハ454 クモハ455 クハ455 モハ454 クモハ455
小山→宇都宮 小山→白河
※1〜6号車は宇都宮で切り離し6連で729M〜726Mに充当後、宇都宮で再び7〜9号車に併結されて『なすの4号』となる
※大宮→小金井の575M(59-2改正後577M)は59-2改正で115系化され、小山以南の455系普通列車は消滅した


729M(宇都宮→黒磯)、726M〜2512M(黒磯→宇都宮・上野)

使用車両:455・457系(仙セン
←1 2 3→ 4 5 6→
クハ455 モハ454 クモハ455 サロ455 モハ454 クモハ455



165系

使用車両:165系(高シマ

号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→ ←8 9 10→ ←11 12 13 14→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
525M 大宮→宇都宮
529M・561M・568M 上野−宇都宮
581M・526M 上野−小金井 上野−宇都宮
524M・643M 上野−小金井
576M 黒磯→上野 宇都宮→上野


号車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→
形式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
522M 宇都宮→大宮
647M 上野→宇都宮


使用車両:165系(新ニイ

東北線4190M(大宮647→上野717)
←1 2 3→ 4 ←5 6 7→ ←8 9 10→
クハ165 モハ164 クモハ165 サロ165 クハ165 モハ164 クモハ165 クハ165 モハ164 クモハ165
※59-2改正で登場した大宮→上野間だけの普通列車



常磐線普通列車

59-2改正では415系500番台の追加増備により普電の415系化が進められました。
また、1983(昭和58)年 8月より『つくば科学万博』対応のために近郊形電車全車(248両)を対象に新塗色(現行のもの)への色替が開始されています。
全車が4両編成単位だったため(下記を除く)、上野に来る列車は8・12両編成のパターンのみです。代表で415系12連のものを掲載します。


使用車両: 401・403・415系(水カツ
←1 2 3 4→ ←5 6 7 8→ ←9 10 11 12→
クハ411 モハ414 モハ415 クハ411 クハ411 モハ414 モハ415 クハ411 クハ411 モハ414 モハ415 クハ411
基本編成 付属編成


使用車両: 401・403・415系(水カツ
←1 2 3 4 5 6 7 8→ ←9 10 11 12→
クハ411
クハ401
モハ414
モハ402
モハ415
モハ403
サハ411 サハ411 モハ414 モハ415 クハ411
クハ401
クハ411 モハ414 モハ415 クハ411
在来車 新製車(415系100番台) 在来車 在来車
※1984(昭和59)年4月より登場した新しいパターンで、サハ411の登場により8両固定編成(2本)が誕生した  4号車のサハ411は新製当時はMG・CP準備工事のみである
8両固定運用の一部をサハ入りの8連に置き換えたもので限定運用である  4連の中に4〜7号車を挿入したものでこのために増備した車両は415系100番台(サハは新形式なので1〜)である
僅かな期間だけ見られた編成で翌1985(昭和60)年1月以降60-3改正対応で順次7連化され、それまでMG・CP準備工事のみであった4号車のサハ411(サハ411-1・3の2両)に同装置取付工事が行われている



使用車両:451系・453系(水カツ
号 車 ←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11→
列車番号 クハ451 サロ451 モハ452 クモハ453 クハ451
サハ451
モハ452 クモハ453 クハ451 サロ451 モハ452 クモハ453
下記全列車 上野−土浦・勝田
※電動車には451系が、5号車にはクハ455・サハ455が入ることがある


<453系普通列車一覧>
493M:上野2324→勝田123
442M:勝田440→上野655    444M:土浦620→上野731



2.高崎線・上越線・信越線の部

『北陸』(上野−金沢:上越線経由)

使用車両:14系(北オク
←1 2 3 4 5 6→ ←7 8 9 10 11 12→
スハネフ14 オロネ14 オハネ14 オハネ14 オハネ14 スハネフ14 スハネフ4 オハネ14 オハネ14 オハネ14 オハネ14 スハネフ14
※B寝台が3段式で残る唯一の寝台特急となった


『出羽』(上野−秋田:上越線経由)

使用車両:24系24形(秋アキ
1 2 3 4 5 6→ 7 8 9 10 11→
カニ24
カヤ24
オロネ24 オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネフ24 オハネ24
オハネフ24
オハネ24 オハネ24 オハネ24 オハネフ24
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
※B寝台2段化の経緯については『あけぼの』と同様である


『天の川』(上野−秋田:上越線経由)

使用車両:20系(北オク
1 2 3 4 5 6→ 7 8 9 10→
カヤ24 ナロネ21 ナロネ21 ナハネ20 ナハネ20 ナハネ20 ナハネフ23 ナハネ20 ナハネ20 ナハネ20 ナハネフ22


『能登』(上野−金沢:上越線経由)

使用車両:マニ50(金サワ)+14系14形(金サワ)+14系(金サワ
←1 2 3 ←4 5 6→ 7 8→
マニ50 スハネフ14 オハネ14 オハネ14 スハフ14 オハ14 オハ14 オハ14 スハフ14


『妙高』(上野−直江津:信越線経由)

使用車両:14系14形(北オク)+14系(北オク
←1 2 3 ←4 5 6→ 7 8→
スハネフ14 オハネ14 オハネ14 オハフ15
スハフ14
オハ14 オハ14 オハ14 スハフ14


『あさま』(上野−長野・妙高高原・直江津)
『そよかぜ』(上野−中軽井沢)※昭和59年春臨のものです。

使用車両:189系(長ナノ
←1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12→
クハ189 モハ188 モハ189 モハ188 モハ189 サロ189 サロ189 モハ188 モハ189 モハ188 モハ189 クハ189


『そよかぜ51・52号』
(上野−中軽井沢)※昭和59年夏臨のものです。

使用車両:185系(高シマ
←1 2 3 4 5 6 7→
クハ185 モハ185 モハ184 モハ185 モハ184 サロ185 クハ185


『サロンエクスプレスそよかぜ』(上野−中軽井沢)

使用車両:14系700番台(南シナ
←1 2 3 4 5 6 7→
スロフ14 オロ14 オロ14 オロ14 オロ14 オロ14 スロフ14
指・展
※1983(昭和58)年秋臨から設定された
※牽引機:上野−高崎:EF65〔東〕、高崎−中軽井沢:EF62〔高二〕



『白山』(上野−金沢:信越線経由)

使用車両:489系(金サワ
←1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12→
クハ489 モハ488 モハ489 モハ488 モハ489 サロ489
-1000
サシ489 モハ488 モハ489 モハ488 モハ489 クハ489
※57-11改正でグリーン車は1両となり、代わりに食堂車が連結された  余剰となったサロ489(0番台)はサロ110-350に改造された


『鳥海』(上野−青森:上越線経由)

使用車両:485系(盛アオ
←1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12→
クハ481 モハ484 モハ485 モハ484 モハ485 サロ481 サシ481 モハ484 モハ485 モハ484 モハ485 クハ481


『谷川』(上野−水上・越後湯沢・石打)
『白根』(上野−万座・鹿沢口)
『あかぎ』(上野−前橋・桐生)
※『谷川』の水上−石打間は季節列車

使用車両:185系(高シマ
号 車 ←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11 12 13 14→
形 式 クハ185 モハ185 モハ184 モハ185 モハ184 サロ185 クハ185 クハ185 モハ185 モハ184 モハ185 モハ184 サロ185 クハ185
設 備
白根1・3・4・6
谷川1・3・6・8
上野−万座・鹿沢口 上野−水上・越後湯沢
白根5・8+谷川5・10 上野−万座・鹿沢口 上野−水上・石打
あかぎ3・2+谷川7・4 上野−前橋 上野−水上
白根7+あかぎ1 上野→万座・鹿沢口 上野→桐生
白根2+谷川2 万座・鹿沢口→上野 水上→上野
※『谷川7号』は高崎→水上間普通、13号車は
※『白根7・2号』は渋川−万座・鹿沢口間
快速、6号車は


『佐渡』(上野−新潟)
『よねやま』(上野−直江津:上越線経由)

使用車両:165系(新ニイ
←1 2 3→ 4 ←5 6 7→ ←8 9 10→
クハ165 モハ164 クモハ165 サロ165 クハ165 モハ164 クモハ165 クハ165 モハ164 クモハ165


『ゆけむり』(上野−水上・石打)
『草津』(上野−万座・鹿沢口)
『はるな』(上野−新前橋・前橋・桐生)
『軽井沢』(上野−中軽井沢)

使用車両:165系(高シマ   ※1〜3号車および8〜10号車には169系900番台が入ることがある
号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→ ←8 9 10→ ←11 12 13 14→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
設 備
草津+ゆけむり1・2 上野−万座・鹿沢口 上野−水上
軽井沢+ゆけむり5・4 上野−高崎・中軽井沢 上野−新前橋・石打
はるな1+ゆけむり3 上野→小山(高崎経由) 上野→水上・石打
はるな4+ゆけむり6 前橋→上野(5号車自由席) 新前橋→上野(12号車自由席)
はるな3 上野→新前橋(5〜7号車自由席) 上野→前橋(12〜14号車自由席)
はるな2 桐生→上野 前橋→上野(14号車自由席)
※『軽井沢』運休日は1〜7号車は『ゆけむり5・4号』として高崎まで連結、5号車自由席  また、『ゆけむり5号』の12号車は自由席。
※『はるな3号』は全車自由席、また『はるな2号』の14号車は59-2改正で自由席に変更された点に注意。
※『はるな1・2号』の前橋→小山・桐生→前橋間は普通列車、6号車は
※『ゆけむり』の水上−石打間は季節列車


『信州』(上野−長野)

使用車両:169系(長ナノ
号 車 ←1 2 3 4→ ←5 6 7→ ←8 9 10→
形 式 クモハ169 モハ168 サロ169 クハ169 クモハ169 モハ168 クハ169 クモハ169 モハ168 クハ169
設 備
※『信州1・7・2・4号』は軽井沢→長野間普通、3号車は
※『信州3・8号』は軽井沢−長野間
快速、3号車は
※『信州2・4・8号』の1・2号車は全区間自由席



高崎線普通列車

使用車両:165系(高シマ   ※1〜3号車および8〜10号車には169系900番台が入ることがある
号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→ ←8 9 10→ ←11 12 13 14→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
822M・824M 籠原→大宮
929M (調査中) (調査中)


号 車 ←1 2 3→ ←4 5 6 7→
形 式 クモハ165 モハ164 クハ165 クモハ165 モハ164 サロ165 クハ165
825M・942M 大宮→新前橋  新前橋→上野


使用車両:169系(長ナノ
号 車 ←1 2 3 4→ ←5 6 7→ ←8 9 10→
形 式 クモハ169 モハ168 サロ169 クハ169 クモハ169 モハ168 クハ169 クモハ169 モハ168 クハ169
941M・830M 上野−籠原


115系
使用車両:クモニ83(新ナカ)+115系(高シマ
号 車 ←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11→
形 式 クモニ83 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115 モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115
733M 上野→長岡 上野→籠原


11両編成
使用車両:115系(高シマ・北ヤマ
号 車 ←1 2 3 4 5 6 7→ ←8 9 10 11→
形 式 クハ115 モハ114 モハ115 サハ115
クハ115
モハ114 モハ115 クハ115 クハ115 モハ114 モハ115 クハ115
892M・875M 新前橋→上野 上野→高崎(高シマ 上野−籠原(高シマ
729M 上野→長岡(高シマ 上野→籠原(高シマ
884M・865M 高崎→上野 上野→前橋(高シマ 上野−籠原(北ヤマ




<参考文献>

・国鉄監修 交通公社の時刻表  ’84-1・2合併号
・鉄道ファン'84-4号

<写真の紹介>
 壁紙:新幹線上野駅工事が本格化する直前の489系『白山』  1984(昭和59)年4月1日 上野駅16番線



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