57-11改正〜59-2改正 東北485系・583系運用表

 東北新幹線大増発・上越新幹線開業に伴う57-11改正での485系・583系運用表です。
 やはり運用数が大幅に減りました。一部を除いて編成短縮も実施され、特に485系では上野に顔を出すグループと東北管内に留まるグループに分かれました。

 今改正で『はつかり』は長距離特急から盛岡での新幹線接続特急に衣替えとなりました。11往復が設定されましたが青森の485系と583系で5往復を担当する以外の残り6往復は秋田の485系6連での運用です。
 583系では上野に顔を出す運用は全て夜行列車のみとなり、昼行列車は盛岡『はつかり』の2往復だけとなっています。

 57-11の次の59-2改正では特に変更はなく、57-11改正時のダイヤ編成がそのまま継続となっています。



1.青森運転所485系(12両編成)

運用番号 運     用 記   事
21  
22 青森450 − (4002M) − 大阪1825 − (回送) − 向日町(転) 1982(昭和57)年11月15日〜12月24日は非連結
23 向日町(転) − (回送) − 大阪955 − (4001M) − 青森2351 1982(昭和57)年11月15日〜12月24日は非連結
24 青森756 − (2042M) − 上野1834/1850 − (回送) − 尾久(客)  
25 尾久(客) − (回送) − 上野1010/1030 − (2041M) − 青森2113  

※改正前の雰囲気を残す12連は4運用にまで減り、上野と大阪に1往復ずつ顔を出す運用が設定されている
※6号車のサロ481は0番台を使用する  またサロ181-1100→サロ481-1500化改造の一部が改正後施工となった関係で、サロ481不足により11月15日〜12月24日は22・23運用に限りサロ欠車の11連で運用されている



2.青森運転所485系(9両編成)

←青森 TcMM'T'sMM'MM'Tc' 盛岡・新潟→
運用番号 運    用 記    事
31  
32 青森955 − (2002M) − 福井2159 − (回送) − 南福井  
33 南福井 − (回送) − 福井548 − (2001M) − 青森1803  
34 青森453 − (1002M) − 盛岡715/830 − (1001M) − 青森1105/1302 − (2018M) − 新潟1940 − (回送) − 上沼垂  
35 上沼垂 − (回送) − 新潟720 − (2011M) − 秋田1124/1346 − (2016M) − 新潟1740/1905 − (2019M) − 秋田2306  
36 秋田829 − (2014M) − 新潟1230/1515 − (2017M) − 秋田1920  
37 秋田534 − (2012M) − 新潟939/1205 − (2015M) − 秋田1613/1720 − (2020M) − 新潟2122 − (回送) − 新潟(転)  
38 新潟(転) − (回送) − 新潟905 − (2013M) − 青森1550  
39 青森740 − (1006M) − 盛岡1015/1130 − (1007M) − 青森1405/1440 − (1016M) − 盛岡1715/1830  − (1017M) − 青森2105  

※『はつかり』は3往復のみで、それ以外は日本海縦貫スジの運用に重点が置かれている
※サロ481は6号車で、編成単位でのMG・CP容量の関係により原則としてMG・CP付の1050・1500番台が使用されている



3.青森運転所583系

運用番号 運     用 記   事
1 青森2115 − (8M) − 上野652/711 − (回送) − 東大宮操  
2 東大宮操 − (回送) − 上野2152/2220 − (21M) − 青森715  
3 青森2015 − (22M) − 上野600/614 − (回送) − 東大宮操  
4 東大宮操 − (回送) − 上野1920/1950 − (1M) − 青森503  
5 青森2359 − (24M) − 上野918/943 − (回送) − 東大宮操  
6 東大宮操 − (回送) − 上野1940/1953 − (7003M) − 青森508  
7 青森1040 − (1010M) − 盛岡1315/1430 − (1011M) − 青森1705/2355 − (7010M) − 上野910/930 − (回送) − 東大宮操  
8 東大宮操 − (回送) − 上野2121/2140 − (5M) − 青森707  
9 青森2110 − (6M) − 上野635/645 − (回送) − 東大宮操  
10 東大宮操 − (回送) − 上野2224/2300 − (23M) − 青森821  
11 青森1640 − (1020M) − 盛岡1915/2130 − (1021M) − 青森2354  

※改正前と同じ13両編成で食堂車は連結されたまま(MG容量および引通しの関係で外せない)であるが全列車とも営業休止である
※盛岡『はつかり』は2往復のみの設定で、青函連絡船接続で利用客の多い列車に優先して充当されている
※57-11改正で上野口での留置先は全て東大宮操車場に変更された



4.仙台運転所485系(12両編成)

運用番号 運     用 記   事
71  
72 仙台(転) − (回送)−仙台631 − (1006M) − 上野1120/1200 − (1009M) − 平1438/1540 − (1018M) − 上野1821/1900 − (1021M) − 原ノ町2244  
73 原ノ町831 − (1008M) − 上野1220/1300 − (1011M) − 仙台1757 − (回送) − 仙台(転)  
74 仙台(転) − (回送) − 仙台925 − (1012M) − 上野1420/1500 − (1015M) − 平1735/1813 − (1024M) − 上野2050/2110 − (回送) − 東大宮操  
75 東大宮操 − (回送) − 上野630/700 − (1001M) − 平941/1043 − (1010M) − 上野1320/1400 − (1013M) − 平1638/1710 − (1022M) − 上野1950/2014 − (回送) − 東大宮操  
76 東大宮操 − (回送) − 上野922/935 − (1003M) − 平1215/1245 − (1014M) − 上野1520/1600 − (1017M) − 仙台2045  
77 仙台 − (回1020M) − 原ノ町514 − (1002M) − 上野920/1000 − (1005M) − 原ノ町1343/1534 − (1020M) − 上野1920/2030 − (1023M) − 平2310  
78 平740 − (1004M) − 上野1020/1100 − (1007M) − 平1335/1443 − (1016M) − 上野1721/1800 − (1019M) − 相馬2203 − (回送) − 仙台(転)  

※通常は『ひたち』のみの運用となっているが、多客臨の臨時『ひばり』にも充当された  先頭車は1号車はクハ481-300に、12号車はクハ481ボンネット形に統一された



5.秋田運転区485系(9両編成)

運用番号 運     用 記   事
41  
42 秋田827 − (1042M) − 上野1624/1639 − (回送) − 尾久(客) − (回送) − 上野1754/1820 − (1033M) − 山形2304  
43 山形741 − (1032M) − 上野1236/1320 − (1035M) − 会津若松1706  
44 会津若松1040 − (1036M) − 上野1424/1520 − (1031M) − 山形2006  
45 山形753 − (2031M) − 秋田1117/1155 − (2034M) − 福島1633/1743 − (2037M) − 秋田2223  
46 秋田555 − (2032M) − 福島1033/1443 − (2035M) − 秋田1925  
47 秋田1302 − (1044M) − 上野2124/2136 − (回送) − 東大宮操  
48 東大宮操 − (回送) − 上野659/720 − (1041M) − 秋田1515/1625 − (2036M) − 福島2103  
49 福島843 − (2033M) − 秋田1318  

※『あいづ』が仙台から秋田に移管された



6.秋田運転区485系(6両編成)

 上野口には出てきませんが、57-11改正で新幹線接続特急となった6連の東北特急を追加で掲載します。
 東北特急としては初の6両編成で、『はつかり』の一部と57-11改正で初登場の『たざわ』に充当されます。

運用番号 運     用 記   事
51  
52 秋田717 − (3002M) − 盛岡915/1031 − (3003M) − 秋田1234 − (引上) − 秋田1517 − (3010M) − 盛岡1715 − (引上) −)盛岡2030 − (1019M) − 青森2305  
53 青森1140 − (1012M) − 盛岡1415 − (引上) − 盛岡1630 − (1013M) − 青森1905  
54 青森640 − (1004M) − 盛岡915/1030 − (1005M〜6005M) − 青森1305 − 弘前1350/1458 − (6018M〜1018M) − 青森1540 − 盛岡1815 − (引上) − 盛岡1931 − (3011M) − 秋田2129 1005M〜6005Mおよび6018M〜1018Mは青森−弘前間季節列車(盛岡−青森間は定期列車)
55 秋田911 − (3004M) − 盛岡1115 − (引上) − 盛岡1231 - (3005M) − 秋田1429  
56 秋田1111 − (3006M) − 盛岡1315 - (引上) − 盛岡1431 − (3007M) − 秋田1633 − (引上) − 秋田1810 − (3012M) − 盛岡2015  
57 盛岡925 − (1003M) − 青森1200/1240 − (1014M) − 盛岡1515 − (引上) −盛岡1730 − (1015M) − 青森2005  
58 青森940 − (1008M) − 盛岡1215 − (引上) − 盛岡1330 − (1009M) − 青森1605 − (引上) − 青森1740 − (1022M) − 盛岡2015  
59 盛岡831 − (3001M) − 秋田1034 − (引上) − 秋田1312 − (3008M) − 盛岡1515 − (引上) − 盛岡1631 − (3009M) − 秋田1834  

※東北新幹線開業により東京〜秋田間を結ぶ所要時間最短ルートになることから、高速輸送体系確立のために田沢湖線を交流電化し、急行『たざわ』を特急格上げして登場したのが特急『たざわ』である  田沢湖線の有効長の関係で6連となったが、485系4M2Tの6連は北海道時代の485系1500番台『いしかり』 (55-10改正で781系に置き換えられ『ライラック』に変更) に続いての登場となった  当時は九州の『みどり』(485系4連)に次ぐ短い編成の特急であった

※列車番号1000番台は『はつかり』、3000番台は『たざわ』である

※57-11改正では『はつかり』のうち1往復が奥羽本線弘前まで季節延長運転として新規に設定された 主に金・土・日に運転された他、年末年始等に多客臨として運転された



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