55-10改正 首都圏地区EF58運用表


 55−10改正における上野・東京に姿を見せるEF58の運用表です。ここでは東京機関区〔東〕・宇都宮運転所〔宇〕・高崎第二機関区〔高二〕の3箇所に絞っています。

すでにEF64-1000・EF65など後継機への置換えが始まっており、長岡運転所〔長岡〕では同改正でEF64 1000番台(1次車)に置換えられ運用が消滅しています。

 上記3区の中で、SG使用機として残っていたのは東京区配置車(東海道線では伝統的に?ゴハチ末期までSGが使用されていた) だけで、宇都宮・高崎区配置車は交流区間に乗り入れる客車を牽引する関係でEG化されたカマが多く、上野口でエキゾーストノートを見かける事はなかった気がします。
 55-10改正時点で既にEF64-1000・EF65といった後継機への置換えが始まっており、その後57-11改正でのEF58の縮小等を経て60-3改正でほぼ廃止される運命を辿ることになります。



1.東京機関区

定期運用はなく品川客車区〜尾久客車区間の回送(東京経由)があるだけで、この回送も回送車がなければウヤになります。それ以外は季節列車・臨時列車運用が主体で創臨で富士宮に入るケースが目立っています。
不定期運用が多い関係で実際の運用では変運用でカマが差し替えられるケース(特に22・23運用)も十分考えられます。


運用番号 運     用 記   事
21 品川725 - 8345 - 富士宮1029/1126 - 8346 - 東京1430/1447 - 回8346 - 品川1455  
22 品川2220 - 単回6341 - 上野2240/001 - 6341 - 沼津238/850 - 単回6421 - 富士宮931/1011 - 6314 - 上野1411/1419 - 6101 - 黒磯1653 6101〜6104は季節臨の急行<八甲田>で年数回程度しか運転されない
23 黒磯211 - 6104 - 上野450/511 - 6313 - 沼津749/1304 - 6344 - 上野1538/1556 - 単回6344 - 品川1621
24 品川1138 - 回1940 - 尾久(客)1210/1501 - 回1941 - 品川1536/1640 - 回1942 - 尾久(客)1710/1918 - 回1943 - 品川1945  



2.宇都宮運転所

 東北線上野口や山手貨物線は横浜羽沢(貨)までの運用がメインです。東北線は急行列車や上野発季節列車の大部分を受け持っている他、9021レ(はつかり51号・客車は尾久or品川の14系、復路は8104レ・臨時<八甲田>)などの特急運用も臨時ながら設定されてました。
 また、単回2033レは宮原区EF58との重単です。


運用番号 運     用 記   事
1 宇都宮523 - 荷36 - 隅田川(貨)734/1130 - 荷2634(田端操経由) - 新鶴見1251/1255 - 荷1032 - 横浜羽沢(貨)1351/409 - 荷1031 - 新鶴見427/507 - 回1032 - 品川525  
2 品川1233 - 次単回2033 - 新鶴見1254/1332 - 荷2634 - 横浜羽沢(貨)1351/1625 - 荷2631(田端操経由) - 隅田川(貨)1833/2139 - 荷2037 - 黒磯012/421 - 荷36 - 宇都宮505  
3 宇都宮1429 - 荷33 - 黒磯1508/2313 - 荷1032 - 新鶴見235  
4 新鶴見448 - 荷1031 - 黒磯805/1304 - 単回128 - 西那須野1318/1356 - 単回131 - 黒磯1408/1504 - 荷34 - 隅田川(貨)1814/1836 - 単回34 - 田端操1845/2130 - 単回41 - 隅田川(貨)2138/2330 - 荷41 - 黒磯312/838 - 荷44 - 宇都宮922  
5 宇都宮2113 - 401 - 黒磯2156/344 - 402 - 宇都宮428 そのまま6運用へ続く
6 宇都宮430 - 402 - 上野605/627 - 推回402 - 尾久(客)638/1011 - 回2541 - 東大宮操1039/1844 - 回6211 - 尾久(客)1911/2314 - 推回1101 - 上野2325/2342 - 1101 - 黒磯214/706 - 406 - 宇都宮830 そのまま7運用へ続く
7 宇都宮832 - 406 - 上野1006/1026 - 推回406 - 尾久(客)1036/2209 - 推回405 - 上野2220/2241 - 405 - 黒磯054/846 - 102 - 宇都宮935 そのまま8運用へ続く
8 宇都宮937 - 102 - 上野1108/1136 - 推回102 - 尾久(客)1146/1837 - 推回103 - 上野1848/1908 - 103 - 黒磯2124/326 - 6106 - 宇都宮411 そのまま9運用に続く
9 宇都宮413 - 6106 - 上野552/605 - 推回6106 - 尾久(客)615/2042 - 推回6105 - 上野2052/2108 - 6105 - 黒磯2339/432 - 6404 - 宇都宮514 そのまま10運用に続く
10 宇都宮517 - 6404 - 上野649/724 - 推回6404 - 尾久(客)734/2053 - 推回6403 - 上野2104/2120 - 6403 - 黒磯2348/257 - 1102 - 宇都宮346 そのまま11運用に続く
11 宇都宮353 - 1102 - 上野536/548 - 推回1102 - 尾久(客)558/1841 - 推回401 - 上野1852/1931 - 401 - 宇都宮2107   

※401レは運用の都合(宇都宮入出区の関係?)により宇都宮において宇都宮所属EF58同士での機関車交換が行われる。



3.高崎第二機関区

 高崎・上越筋ばかりでなく東北線黒磯まで姿を見せる一方、山手貨物線に入る運用はありません。
優等関係では801レ〜804レの新潟地区までの2往復があります。また高崎線唯一の普通客車列車である2321・2326レの1往復も担当していますが、本来は同区のEF62の運用です。
 高崎二区のゴハチの特徴として上越線の運用がある関係で全機がひさし付である事が挙げられます。



運用番号 運     用 記   事
1 高崎操 - 単回2044 - 高崎251 - 荷2044 - 隅田川(貨)530/556 - 単回1334 - 田端操604/904 - 単回2579 - 東大宮操942/1414 - 回2542 - 尾久(客)1443 - 田端操  
2 田端操1715 - 単回35 - 隅田川(貨)1724/1816 - 荷35 - 黒磯2111/2348 - 荷42 - 隅田川(貨)312/340 - 単回42 - 田端操349  
3 田端操1054 - 単回33 - 隅田川(貨)1102/1150 - 荷33 - 宇都宮1417/931 - 荷44 - 隅田川1148/1159 - 単回44 - 田端操1210/2130 - 単回41 - 隅田川(貨)2138/2237 - 荷2043 - 高崎115 そのまま4運用へ続く
4 高崎142 - 荷2043 - 上沼垂710/1855 - 荷2044 - 高崎215 - 高崎操  
5 高崎1318 - 試6992 - 尾久(客)1621/2205 - 推回803 - 上野2216/2238 - 803 - 高崎022 そのまま6運用へ続く
6 高崎030 - 803 - 新潟507 - (引上) - 新潟1127 - 単回1042〜荷1042 - 新津1230/2206 - 単回467 - 新潟2224/2312 - 802 - 高崎412 そのまま7運用へ続く
7 高崎417 - 802 - 上野555/624 - 推回802 - 尾久(客)634/1047 - 試6991 - 高崎1231 - 高崎操  
8 高崎2243 - 801 - 新津239/440 - 804 - 高崎501 そのまま9運用へ続く
9 高崎503 - 804 - 上野642/708 - 推回804 - 尾久(客)720/1044 - 回814 - 東大宮操1114/1936 - 回811 - 尾久(客)2014/2038 - 推回801 - 上野2049/2113 - 801 - 高崎2238 - 高崎操  
     
(89) 高崎1916 - 2326 - 上野2155 - 推回2326 - 尾久(客) - 推回2321 - 上野553/614 - 2321 - 高崎853 本来はEF62の運用


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