1989(平成元)年3月改正直後の画像です。

寝台特急『北斗星』が定期3往復に増強されたり高崎線に快速『アーバン』が新設された他は東北線・高崎線はあまり動きがなく、当時は撮影のターゲットを115系に絞らざるを得ない状況でした。



  
大宮駅に現れた特急『ひたち』…です。

これは特急ではなく団体列車で、89年3月改正で一部の『ひたち』が651系に置き換えられたため余剰となった485系は団体列車に充当されるケースが多くなりました。
115系と白山色の489系との並びです。

489系は新塗装となったばかりの頃で、当初はボンネット形と非貫通形の2種類がありましたがまもなくボンネット形のみに統一されています。
新前橋区185系を使用した『モントレー踊り子』号です。

その名の通り高崎線から伊豆急下田まで直通運転するもので、現在の湘南新宿ラインと同じルートで運行されました。
当時としては山手貨物線(新宿以南)や大崎支線を通過する数少ない列車でした。
ヘッドマークが付いた神奈川集約臨です。
当初は湘南色167系12連でしたが、この後すぐに167系の車両更新工事が始まり主に団体用となった関係で167系の出番は少なくなり新前橋区165系や三鷹区169系、長野169系などが次々に充当される時期がこの後暫く続きました。
わずか2年間しか見られなかった非冷房115系使用の快速ラビットで貴重な画像です。

まだ小山区に211系が配属になっていなかった頃の画像で、翌年の211系配置に伴い消滅しました。
こちらは非冷房車使用の普通列車です。
また167系です。
いわゆる『メルヘン色』で2本が登場し、1988(昭和63)年12月に運転開始された『メルヘン大宮号』『メルヘン立川号』に充当されています。

翌年の京葉線東京開業であまり意味がなくなりいつの間にか消滅してしまいました。
今度は東大宮操の様子です。
国鉄時代に廃車となったナハ21が留置されています。

この場所は旧・国鉄関東鉄道学園の教習車が置かれていた留置線で、現在はJR研修センターが建てられています。
東北線の普通列車で8連です。

60-3改正で編成短縮化が実施された運転形態はJRになっても継承され、2000年12月のE231系本格運用開始まで続きました。
最後にまた115系です(撮るものが無かったので)。

画像のクハ115-341ですが、翌年に方転され偶数向きに改造されました。

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